17歳の女子高校生が直面する、性と体についての悩み。10代にドラマで「性の話」を伝えた理由

https://news.yahoo.co.jp/articles/f84abeb5093bfdcc20d75ec21690333b2fc74c64
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201029-00010007-bfj-000-1-view.jpg

「そもそもセックスってしなきゃだめ?」「ぶっちゃけ女子も一人でしてるの?」ーー。この秋、高校生が、性や体についての悩みや疑問と向き合う、ABEMAオリジナルドラマ「17.3 about a sex」が公開されました。
主人公である17歳の女子高校生たちが直面する、性的同意、避妊、生理、セクシュアリティなどのテーマを取り上げ、9つのエピソードをオンラインで配信しています。なぜ高校生向けに、性に関するドラマを制作したのか、ドラマの企画・プロデューサーを担当した藤野良太さんに話を聞きました。

学校の性教育では教わらない、でも必要な知識


性的同意、避妊、マスタベーション 、生理、妊娠、性感染症、セクシュアリティ、アウティング、痴漢ーー。

ドラマで取り上げられたトピックは、ドラマの制作に携わったABEMAの20代の女性スタッフなど制作陣が集まり、アイディアを出し合って選ばれたもの。

ドラマの制作陣も20代の女性が多く、10代からの意見も聞き、「今の高校生が知りたい、けど学校の性教育や親は詳しく教えてくれない」、そのようなテーマに焦点を当てたといいます。

ドラマのタイトルでもある「17.3」は、ある企業が公表した世界の若者のセックス初体験の平均年齢。

その情報をネットで目にした主人公は、それが同じ年頃であることに驚き、友人にその情報を話すところから、友人同士での性に関する会話が始まります。