他社に比べ、発表前情報が極端に少ないのがスズキの特徴。今回フルモデルチェンジを控えたソリオも例外ではない。官報により型式の指定が公表されたことで、ようやくその概要が見えてきた。
・スズキ 5AA-MA37S
・三菱 5AA-MB37S
・スズキ 5AA-MA27S
・三菱 5AA-MB27S
型式は以上の4つで、いずれも製作者はスズキ株式会社。
ここから読み取れるのは、三菱にデリカD:2として車体供給してきたOEM関係は継続されるということ。そして、2つのパワートレインの存在である。
従来型は、型式末尾が
・〜46S ストロングハイブリッド
・〜36S マイルドハイブリッド
・〜26S コンベンショナルガソリン
以上の3タイプであった。
この型式法則が継続されるとすれば、新型の型式に47Sのものは存在しないから、ストロングハイブリッドは廃止ということになる。
つまり、新型ソリオのエンジンラインナップは、
1.2Lコンベンショナルガソリン
1.2Lマイルドハイブリッド
の2種類ということになる。
トランスミッションは、ストロングハイブリッドに採用してきたシングルクラッチ式の5速オートギアシフト(AGS)は廃止。ガソリンもハイブリッドもCVTのみのラインアップになりそうである。
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