中国の習主席、陸戦隊に実戦能力向上指示 尖閣、台湾にらみけん制
【北京時事】中国の習近平国家主席は13日、南部の広東省で、上陸作戦を担当する
海軍陸戦隊(海兵隊)を視察し、実戦能力の向上を急ぐよう指示した。陸戦隊は中国が
領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島や台湾への上陸を想定しているとみられ、
日本や台湾の蔡英文政権をけん制した形だ。国営中央テレビが伝えた。
中国、「台湾スパイ」拘束と宣伝 国営放送で蔡政権けん制
習氏は、上陸訓練の映像を見た後、幹部を前に演説し、「海軍陸戦隊は水陸両用の精鋭だ。
国家の主権や領土、海洋権益を維持する重要な職責を担っている。作戦能力の向上を急げ」と指示した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101300999&g=int