(一部抜粋)
この日の菅首相の演説をめぐり、韓日関係は安倍政権時よりも悪化するのではないかという予想も出てきた。
韓国との関係改善に意志が感じられなかったという点でだ。

菅首相はこの日8つの領域で構成された演説の最後の外交安保領域の最後の部分で、たった2行で韓国事案を説明した。
「極めて重要な隣国」と韓国を表現したことも、安倍前首相が今年1月の国会演説で韓国を「基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国」
と表現したことに比べると、むしろ後退したという評価だ。

また、安倍前首相が言及した「未来志向の関係構築」も菅首相の演説からは消えた。時事通信は「全体として同国に冷淡な印象となった」と伝えた。

このような指摘が出たことを受けて、加藤勝信官房長官は記者会見で「演説全体のバランス、最新の外交情勢も総合的に勘案した」と明らかにした。

https://s.japanese.joins.com/JArticle/271597?servcode=A00&;sectcode=A10