学術会議「最初の大失敗」 “せっかち”菅政権1カ月 成果に躍起、怠る説明
毎日新聞2020年10月15日 21時58分
https://mainichi.jp/articles/20201015/k00/00m/010/279000c
>菅義偉首相は16日で就任から1カ月を迎える。就任直後から、役所での押印廃止や
 携帯電話料金引き下げなどの検討加速を矢継ぎ早に指示。
 「スピード感」(首相)を持って成果を得ようと躍起だ。
 一方、就任2週間で日本学術会議が推薦した新会員候補6人を任命しなかった問題が
 発覚。政権は推薦された全員が任命されてきた前例を「打破すべき既得権」と位置づけて
 状況転換を図るが、説明不足は明らかだ。26日召集予定の臨時国会の紛糾は必至で、
 今後の政権運営を占う最初の関門となる。
 野党は学術会議問題の構図に重ねた批判を図る。共産党の志位和夫委員長は15日の記者会見で
 「大学にこういう求めをするのは踏み絵になり、大学の自治、学問の自由への干渉になる。
 さまざまな萎縮を生みかねない。言語道断だ」と指摘した。
 自民党内でも「学術会議は政権最初のつまずきだよ。大失敗だった」(ベテラン議員)との声は出ている。
 だが政権全体としての危機感は高くはない。
 「現在の会員が自分の後任を指名できる仕組み」(菅首相)となっていると主張して、
 学術会議側に問題があると印象づけ、正当化を図ろうとしている。<
>「奈良の柿PRレディ」から贈呈された柿を手に笑顔で記念写真に納まる菅義偉首相<
ー奈良市はリニアルートの中間駅予定地・・・
 「柿食えば  金のなる木か  リニア駅」ー