学術会議任命見送り「正しい」 山梨知事、民主的コントロール指摘

政府による日本学術会議の新会員候補の任命見送りについて、山梨県の長崎幸太郎知事は13日の記者会見で「今回の対応は正しかった」と述べ、菅義偉首相の判断を支持した。

 長崎氏は「公務員の選定は(憲法上)国民固有の権利。特別職国家公務員である会員の選任が、民主的コントロールの及ばない範囲で継続して行われるのはいかがなものかと思う」と指摘した。

 民主的コントロールについて「国会によって選ばれた首相、内閣が制御するのはあり得るべきだ。今までが間違っていた」との見解を示した。

https://www.sankei.com/politics/news/201013/plt2010130018-n1.html