アンドレ・ブッツァーの個展がOIL by 美術手帖で開催。現代ドイツ絵画を牽引する画家の歴史を紹介
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ドイツ生まれの画家、アンドレ・ブッツァーの個展が渋谷・パルコ2階のOIL by 美術手帖ギャラリーで開催される。会期は2020年10月2日〜10月12日。


 アンドレ・ブッツァーは1973年ドイツ・シュトゥットガルト生まれ。2000年、ハンブルクのアカデミー・アイソトロップを卒業。近年はhiromiyoshii(16、東京)、Galerie
Max Hetzler(18、ベルリン)、Metro Pictures(19、ニューヨーク)、Carbon 12(20、ドバイ)、Galerie Max
Hetzler(20、ベルリン、パリ)などで個展を開催してきた。


 ブッツァーは現代ドイツ絵画の中堅作家としては中心的な存在であり、ゲルハルト・リヒターやゲオルク・バゼリッツの継承者とも評されている。5月には、CELINEとコラボレーションしたアイテムが発表されるなど、世界各国で高い評価を受けている。

 その制作手法は多岐にわたり、キャラクターを用いたポップでカラフルな作風のほか、抽象画やミニマリズムの影響が見られる作品まで、幅広い表現を行ってきた。


今回の個展では、2007年から18年にかけて制作されたペインティングやシルクスクリーンの作品を展示。これまでのブッツァーの作品を振り返ることで、その時々における作品表現の違いを、絵画の歴史と向き合った作家自身の模索とも読み解きながら、作家が紡いだ歴史をたどることができる。