今年はコロナウイルス感染症の影響で、結婚件数が急激に減少していることがわかった。

韓国統計庁が23日に発表した「7月の人口動向」によると、今年1−7月の婚姻件数は12万6367件で、同じ統計を取り始めた1981年以来最低を記録した。
統計庁人口動向課のキム・スヨン課長は「結婚適齢期となる30代の人口が減少し、婚姻減少の流れが続く中、今年はコロナ19の影響もあって婚姻件数がさらに減少しそうだ」と説明した。
2017年と18年1−7月に婚姻件数は15万件を上回っていたが、昨年は14万件を下回り、今年ははじめて13万件をも下回った。7月1カ月の婚姻件数は1万7080件で、前年比では10.9%減少した。

7月の新生児数も前年同月比で8.5%減の2万3067人を記録したが、これは1981年以降7月としては過去最低だ。
これに対して7月の死亡者数は2万3963人で、前年比で3.2%の増加となった。7月としては1983年に統計を取り始めて以来最大の数だ。
死者の数から新生児の数を引いた人口の自然減は896人で、昨年11月以来9カ月連続でマイナスが続いている。
今年1−7月の人口の自然減は累計で1万633人となり、年間では今年はじめて人口が自然減を記録することが確実視されている。

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アン・ジュンヒョン記者

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