「離れていたら漏れていた」タンクローリーへ軽油積み込み作業中に2000リットル流出…川にも漏れ出す
2020年9月21日17:00 北海道文化放送

建設会社の給油施設でタンクローリーへ給油中、軽油約2000リットルが漏れ出し、付近の川にも流れ出る事故がありました。北海道などは川の拡散を防ぐ作業を進めています。
警察や消防によりますと9月20日午前8時30分ごろ、北海道士別市の建設会社の関係者から「給油をしている時に油が漏れた」と119番通報がありました。
消防などが現場に駆け付けた際、軽油約2000リットルが漏れ出していることを確認、マットで油を吸い取るなど拡散を防ぐ措置を取りましたが、現場から50メートル程離れた剣淵川にも流れ出たということです。
当時建設会社の系列会社に所属する男性が、会社敷地内に設置された給油施設でタンクローリーに軽油を積み込む作業をしていたとみられています。
この作業では、本来使用の対象に当てはまらない機器を使って積み込みをしていたとみられていて、警察の調べに男性は「給油を始めて離れていたら漏れていた」などと話しているということです。
警察は当時の状況や、消防法違反にあたる可能性もあるとみて調べを進めています。北海道などは川へ漏れ出した油の拡散を防ぐ作業を進めています。

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=15010