去年、老朽化のために引退したリゾート列車「クリスタルエクスプレス」の部品がネット通販で販売され、わずか21分で完売しました。

「クリスタルエクスプレス」は、去年9月、老朽化のため引退したJR北海道のリゾート列車です。
通常の車両よりも窓が大きいなど独特なデザインもあって多くの鉄道ファンから親しまれました。
JRはこの列車が1編成4両しかなく希少性が高いとして、今月10日、この列車の一部の部品をグループ会社が運営するインターネット通販サイトで販売しました。
出品された部品は、車両が製造された年や工場の名前が記された「銘板」と呼ばれるプレートのほか、速度やブレーキの圧力を示すメーターなどあわせて24点です。
これらの部品は発売からわずか21分で完売し、売上額の総額は57万2000円だったということです。
JR北海道は今後も廃車となった列車の部品を販売することでわずかでも収益の確保につなげたい考えです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200914/7000024764.html