震災で節電のため停止の水 9年半ぶりに流れる 群馬県庁玄関の「けんのかたち」 来庁者に癒やし
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c30f55aa49b5b67423ef1cc401b633acc0f33e9
群馬県の鶴舞う形をモチーフに、県庁1階玄関ホールに設置されている彫刻作品「けんのかたち」におよそ9年半ぶりに水が流され、空間に癒やしを与えている。

◎「水と緑 より感じて」
 地下タンクからポンプでくみ上げられた水が循環する仕組み。県によると、東日本大震災以降、節電のため停止していたが、配管の劣化防止と美術作品としての本来の姿を楽しんでもらうため、ポンプの運転再開を決めたという。

 作品の作者で造形家の池田政治さん(75)=前橋市=は「中心から出た水が周辺の市町村部まで行き届いて、流れ落ちていく姿を表した作品。県の象徴である水と緑をより感じてもらえると思う」と再開を喜んでいる。

https://i.imgur.com/0b3w7bT.jpg