ベネズエラ、「米国のスパイ」を逮捕 石油施設の爆破も阻止

9/12(土) 12:38配信
【AFP=時事】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は11日、
石油施設で爆発を起こす計画を未然に防ぎ、別の製油所2か所の近くで「米国のスパイ」を逮捕したと明らかにした。

マドゥロ氏はテレビ演説で、「昨日、ファルコン(Falcon)州のアムアイ(Amuay)製油所と
カルドン(Cardon)製油所でスパイ活動をした米国のスパイ1人を逮捕した」と述べた。

逮捕されたのは「米中央情報局(CIA)のイラク国内の拠点で働いていた海兵隊員」で、
逮捕時に「重火器」と「大量の現金」を持っていたという。

マドゥロ氏によると、ベネズエラ当局は9日にカラボボ(Carabobo)州にある首都カラカスに
最も近いエルパリト(El Palito)製油所で「爆発を起こす計画」を察知し、未然に防いでいたという。

ベネズエラは今年5月、政権転覆をもくろみ海岸から侵入しようとした「傭兵(ようへい)集団」を阻止したと発表。
その際に逮捕された米国の元軍人、ルーク・デンマン(Luke Denman)被告(34)と
アイラン・ベリー(Airan Berry)被告(41)は先月、禁錮20年を言い渡された。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/38c39defe32ddab596c045baad66fbf444590db1