神奈川県座間市のアパートで平成29年、男女9人の切断遺体が見つかった事件で、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)は11日、
強盗強制性交殺人などの罪で起訴された白石隆浩被告(29)の裁判員裁判(9月30日初公判)の判決を12月15日に言い渡すと発表した。
地裁立川支部によると、審理日程は全24日間で、論告弁論は11月26日。一部の遺族は、被害者参加制度を使って意見陳述などをする予定。
関係者によると、白石被告は「金や乱暴目的だった」と殺害を認めている。弁護側は、被害者から殺害の了承を得ていたとして承諾殺人罪を
主張し、責任能力も争う予定。東京地検立川支部は、起訴前に鑑定留置を実施し責任能力があると判断。30年9月に起訴した。
https://www.sankei.com/affairs/news/200911/afr2009110034-n1.html