ランサムウェアがエクイニクスの内部システムを攻撃
Posted on 2020年9月10日 by DC CAFE
■データセンターの稼働には影響なし
データセンター大手のエクイニクス(Equinix)がランサムウェア攻撃の被害を受けました。
しかし、同社の内部システムはデータセンター内の顧客機器からは分離されており、エクイニクスは、すべての施設やサービスの稼働に対する影響はないとコメントしています。
「多くのお客様はエクイニクスデータセンター内で自社の機器を運用しているため、今回の事件はお客様の運用や機器のデータへの影響はありません。
当社のシステムにおけるデータセキュリティは常に最優先事項であり、調査の結果に基づき、必要なすべてのアクションを取るつもりです」と同社は声明で述べています。
ランサムウェア攻撃は増加しており、個々のユーザやコンピュータシステムに留まらず、データセンターを含むより大きなターゲットへの攻撃も増えてきています。
昨年末、CyrusOneデータセンターへのランサムウェア攻撃は6つのマネージドサービスの顧客に影響を与えました。今年に入り、Garminが1,000万ドルの身代金を要求された
「Evil Corp」攻撃による大規模停止に見舞われました。そのわずか1週間後には、キヤノンのシステムがランサムウェア攻撃によって破壊され、サービスの中断が長引きました。
エクイニクスに対する攻撃の重大性や規模はまだ不明ですが、詳細がわかり次第、記事を更新します。
Data Center Dynamics
https://cafe-dc.com/security/equinixs-internal-systems-hit-ransomware-data-centers-remain-fully-operational/