自民党総裁選に出馬する石破茂元幹事長は7日、国会内で産経新聞などのインタビューに応じ、
ライバルの菅義偉官(すが・よしひで)房長官と岸田文雄政調会長との違いを問われ
「自分のここが優れているとかは言いたくない」と述べつつ「不器用で愚直だけど、自分の心と有権者には嘘をついてこなかった。
自分が誇れる点があれば、それしかない」と語った。

 党内の支持基盤が脆弱(ぜいじゃく)なことに関しては「人間関係を築くのが上手ではない」と認め、「過去4回の総裁選で(出馬に必要な推薦人が)20人いてくれた。
逆境において一緒にやろうという人がいることは幸せだ」と語った。

 妻の佳子(よしこ)さんへの感謝も口にし「『すまないね、ありがとう』と昨日も声をかけた。
私が心平らかに安らかにできるように協力してくれる家族がいるのは人間として幸せなことだ」と述べた。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/200907/plt2009070033-s1.html