https://news.yahoo.co.jp/articles/9f22267aba7008e9ef4924fec404048de8c18306
”山頂でトップレス”になる女性が増えているのはなぜか アメリカで生まれた新たなトレンド


ロッキー山脈に囲まれた大自然を有する米コロラド州。地元の人だけでなく、他州からもハイキングやアウトドア目的で訪れる人が多いが、「ロッキー山脈でハイキングをする女性の間で、登りきった達成感をトップレスで祝い、その姿を写真におさめ、ソーシャルメディアに投稿するのがトレンドになっている」と報じられている。

コロラド州の地方紙「デンバー・ポスト」によると、山頂の絶景スポットでトップレス写真を撮る人が徐々に増えはじめたのは2015年頃から。「この夏は特に多かった」という。

コロラド州だけでなく、オレゴン州やニューヨーク州、ユタ州、アラスカ州、カリフォルニア州などでも同様の傾向がみられたと、英紙「デイリー・メール」は報じている。

写真のポーズは決まって、後ろ向き。顔や体の前面はカメラの方に向けないというのがお決まりになっているようだ。
「デンバー・ポスト」によると、多くの女性が「トップレスになることでエンパワーメントされた」と語っている。

ちなみに、コロラド州では公共の場でトップレスになることは性別を問わず合法なので、トップレスになること自体は問題ない。

同州で女性のハイキングクラブを共同運営するカリ・アームストロングとアリー・フロンザグリアはデンバー・ポスト紙にこう語っている。

「一生懸命登った後は、ばかばかしいほど解放感のあることをして、やりきった自分たち
を祝いたいのです」

「多くの女性は、物心がついた頃から”女性はこうあるべき”という社会の型にはめられ、それに少なからず適応しようと努めてきたはず。一方で、自然の中の野花や草木はあるがまま。それらに触れることで、自分たちもありのままの姿で十分なのだと感じるのではないでしょうか」

また、36歳のある女性は、失恋の後に、高さ4200m以上の山に登って「私もトップレスになってみよう」と、思い立ったそうだ。交際中は完全に自分を見失っていたそうだが、トップレス登山で味わった極上の解放感により「自分を取り戻せた」と語っている。

絶景をバックに撮ったトップレス写真は、「あの瞬間を忘れないように」と額縁に入れてトイレに飾っているそうだ。