千葉市の病院で、埼玉県越谷市の島村智広さん(32)の遺体が置き去りにされた事件で、千葉県警に死体遺棄容疑で逮捕された田中大樹容疑者(36)が
「別の名前の人物を探していた」という趣旨の説明をしていることが5日、捜査関係者への取材で分かった。
島村さんは暴行を受けていたが、人違いで事件に巻き込まれた疑いもあり、県警が経緯を調べている。

 捜査関係者によると、田中容疑者は3日未明、仲間の男とともに、埼玉県八潮市の飲食店駐車場で島村さんを連れ去ったとみられる。
田中容疑者は逮捕前の県警の調べに、島村さんとは別の名前の人物を探しており、駐車場で見つけた島村さんに名前を尋ねたところ、
島村さんは自分の名前を名乗ったが、うそを言っていると思い暴行した、などと説明したという。

https://www.sankei.com/smp/affairs/news/200905/afr2009050008-s1.html