小林:『戦争論』や『台湾論』(2000年・小学館刊)を描いたときもそうだが、わしは誰もやらなかった分野を1人で切り拓いてきた。そして、そこに有望な新市場があることがわかると、後から乗っかってくるヤツが必ず出てくる(苦笑)。『戦争論』は結果的に保守を分断し、単なる朝鮮・韓国ヘイトでしかないネトウヨや在特会(在日特権を許さない市民の会)のような「鬼っ子」を産み落とした。一方、左翼はネトウヨの産みの親だとしてわしを一斉に非難した。誤読に基づく偏見だが、左翼にすればわしを攻撃するいい口実にしていた。


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