うっかりでも「現行犯逮捕」の危険も! クルマから「降ろし忘れ」厳禁の「キャンプ用品」とは

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クルマに積んだままで「疑われやすい」キャンプ道具
キャンプの必需品の中でも刃物類はクルマに積みっぱなしにしないことが肝要です

 秋ともなればキャンプ・アウトドアにはうってつけのシーズンを迎えます。焚き火や料理に欠かせないアイテムといえば斧や鉈、ナイフですが、車にこれらの刃物類を積みっぱなしにしていると銃刀法に抵触します。正当な理由があるにも関わらず警察官から有らぬ嫌疑をかけられて時間が無駄にならぬよう、気をつけておくのが一番です。

【画像8枚】正当な理由でキャンプのために運ぶ刃物類は梱包しておくのが望ましい、そのシーンなど

キャンプ・アウトドア愛好家は要注意 ナイフ類の携帯は銃刀法違反
 たとえば、狭いアパートやマンション住まいで車の荷室が納屋代り、頻繁にキャンプに出かけるのでキャンプ道具と一緒に刃物類も積みっぱなしにしている、なんていう人は要注意です。買い物などキャンプ以外で出かけた折に警察官から職務質問を受け、刃物類が見つかれば銃刀法違反に問われます。

 銃刀法には細かい規定がありますが、基本的には「刃体6センチを超える」ものは「業務その他正当な理由による場合を除いて」携帯が禁止されています。車への積載もこの「携帯」に当たると解釈されるため、職務質問で見つかると「正当な理由」が必要になります。

 キャンプやバーベキューに行く途中である、その帰宅途中である、刃物を購入した帰りである、研ぎ屋に依頼に行くところである、などの理由がなければなりません。

 また、その正当な理由がでまかせではなく事実である必要もあります。キャンプ場の予約、研ぎ屋の名称や住所、領収書や納品書、購入したばかりならレシートや、刃物自体が梱包されている必要もあるでしょう。いずれにせよ、正当な理由が認められなければ所轄署に任意同行もしくは現行犯逮捕され事情聴取を受けるリスクがあります。