共産党大津市議がひき逃げ、辞職願を提出 男児にけがさせる
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記者会見する大津市の岸本典子市議(中央)=大津市
共産党大津市議団の岸本典子市議(56)は24日、車で運転中に小学生の男児の乗った自転車と衝突し、けがをさせたにもかかわらず警察に報告せず、その場を立ち去っていたことを明らかにした。岸本市議は同日、「議員と両立しない行動だった」として、同市議会の八田憲児議長に辞職願を提出した。
岸本市議によると、7月29日午後2時半ごろ、同市尾花川の市道を車で走行していた際、自転車に乗っていた男児と出合い頭に衝突した。車に乗ったまま男児と話したところ、特に異常がなかったため、そのまま現場を去ったという。8月11日に同じ場所を通りかかった際、ひき逃げ事故の情報を呼び掛ける警察の看板を見つけ、滋賀県警大津署に出向いて事故を報告した。男児は左手薬指に軽傷を負った。
岸本市議は市役所で記者会見し、警察に報告しなかった理由について「男児が大丈夫と答えたので、その場を離れた」と説明。「お子さまや家族に心から申し訳ない」と謝罪した。
岸本市議は平成19年に初当選し、現在4期目。