実際、他人に「お前は馬鹿だ」ということほど無駄なことはない。
なぜなら
1.もし本当に馬鹿な人がいるとしたら「自分が馬鹿であることが分からない」からこそ馬鹿なのであり、「あなたは
馬鹿である」という貴重な情報をわざわざ親切に教えてあげて、相手から嫌われるのはまったくもって無駄である。
2.また、賢い人に「お前は馬鹿だ」と言うのは間違った情報の提供だ。しかし、賢い人は「お前は馬鹿だ」と言われたら、
「その指摘には正しい部分がある」と考えて、より一層切磋琢磨するから、我々(少なくとも私)との差は広がるばかりになる。
結局、「お前は馬鹿だと」言うのは「言うだけ損」な行為なのだが、私のような大したことがない人間でもそう言いたい
ときがあるし、読者の多くも同じでは無いだろうか?
このような気持ちに対処するとともに、「馬鹿げた行為」にも意味があると私なりに証明しようとするのが、アインシュタインの
相対性理論ならぬ「バカ相対性理論」である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ce06f9d314669206a69e1a457bcd7d1021f6cdd