NHK朝の連ドラ。ヒロインの一生を描く中で、太平洋戦争中の生活をどう描くかは見どころのひとつ。朝ドラも本書が題材とする
"ミリタリー・カルチャー"の一分野なのである。
80、90年代は朝ドラが戦争を描く割合が減り、全作品のうちの2割ほどになる。だが『ゲゲゲの女房』以降、復活。全体の6割で
戦争との関わりが描かれる。戦争描写は変化した。まっすぐな反戦メッセージは避けられる。あくまで、日常の中のエピソー…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62800830Z10C20A8BE0P00/