ラグビー部の寮で部員53人の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した天理大(奈良県天理市)の
複数の学生が、アルバイト先で解雇を示唆されるなど不当な扱いを受けていることが19日、大学への取材で分かった。
【写真】海水浴でもソーシャルディスタンス
大学によると、ラグビー部で最初の感染確認が発表された16日以降、部員ではない複数の学生から「バイト先で
『やめてくれ』と言われた」などの訴えが相次いでいる。同様の訴えは天理市にも寄せられたという。
大学と市は事態を重く受け止め、20日午後、永尾教昭学長と並河健市長がそろって記者会見し、学生の不当な
扱いや差別の助長をやめるよう訴える。【広瀬晃子】
https://news.yahoo.co.jp/articles/26be733514ce3a8e5d8e6a85c74139c917d1911b