「こんなに大きなオオウナギ、初めて見た」−。
名護市汀間出身の大城康正さん(66)が4日、嘉陽川の中流付近で長さ約170センチ、胴回りが約35センチの「オオウナギ」(ウナギ科)を釣り上げ、地域で話題になっている。

テナガエビを餌にして、釣りざおで釣り上げたという大城さんは「水深が40センチくらいの場所でも姿がはっきりと見えていた。手応えがすごくて、10キロぐらいにも感じた」と興奮気味に話した。

釣ったオオウナギはクーラーボックスに入れ、汀間にある大城さんの実家のいけすに入れられた。
情報を聞きつけ、大川から見に来た座覇一弘さん(64)は「このオオウナギは久志地域では最も大きいね。嘉陽川の主ではないか。度肝を抜かれた」と感想を話した。

オオウナギは背中が黄褐色に黒褐色のまだら模様があり、腹側は黄白色。環境が変わったためか、餌にされていたテナガエビと仲良く泳いでいた。(玉城学通信員)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/614741
https://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/f/6/-/img_f628fafebc9be31f5093209d0a76278494538.jpg