正しさを追求し過ぎる人が気づくべきこと
正しさを追求し過ぎる人が気づいたほうがいいことがあります。それは、「この世界には、100%の正しさも100%の
間違いもない」ということです。時代や地域、人生観によっても正しさは変わってきます。
人それぞれに正しさが違っているからこそ、「自分のほうが正しくて、相手が間違っている」と言い出してしまうと、
争いが起こってしまうことが多いのです。相手にとっては「自分のほうが正しい」ので、あなたは敵になってしまうからです。
双方の正義の元に争いが起こることは、少なくありません。でも、お互いに正義があるのに争いが起こるなんて、ちょっと滑稽ではありませんか?
相手を攻撃したら、相手からも反撃されるもの。それに対してまた仕返しをしたら、ずっと争いは終わらないでしょう。
だから、もし“本当に”正しい方向に進みたければ、極力、争いが起こらない手段をとることは重要です。それは、
「間違っているものに対して攻撃をする」という手段よりも、もっと良い方向に進めるやり方を考えるということです。
例えば、相手が間違っていたのだとしても、頭ごなしに否定するのではなく、自分が正しいと思うことを優しく教えてあげれば、
相手が自主的に意見を改めることもあるかもしれません。人は、強制的に意見や思想を変えさせられると抵抗するものですしね。
逆に、あなたが教えたことが間違っていた場合は、今度は相手のほうがあなたに優しく教えてくれるかもしれません。
そうやってお互いに見識を広めたときには、相手に感謝することもあるでしょう。
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