トム・クルーズが宇宙で撮影を行う前代未聞の意欲作を、米ユニバーサル・ピクチャーズが獲得したと米Deadlineが報じている。
タイトル未定の同作は、宇宙輸送を業務とするスペースXとアメリカ航空宇宙局(NASA)の協力を経て、宇宙で撮影を行う野心作。
詳しい内容は不明だが、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「バリー・シール アメリカをはめた男」でタッグを組んだ
クルーズとダグ・リーマン監督はこの企画を以前からあたためてきたとのことで、現在リーマン監督が自ら脚本を執筆中だ。
このほど、クルーズはユニバーサルの重役とZoomミーティングを実施。
リーマン監督やストーリーアドバイザーとして参加するクリストファー・マッカリー監督
(「ミッション:インポッシブル」シリーズ)らが同席したプレゼンテーションに感心したユニバーサルは、
脚本が完成していないにもかかわらず、製作費が2億ドル規模となる同作の製作にゴーサインを出したという。
なお、クルーズとリーマン監督は、5月末に米フロリダで行われたスペースX初の民間有人飛行の打ち上げを見学。
スペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が本企画に関わっているとも言われている。
クルーズは新型コロナウイルス感染拡大の影響で撮影が中断している
「ミッション:インポッシブル7(仮題)」と「ミッション:インポッシブル8(仮題)」の製作再開を優先させながら、本作の準備を進めていくことになりそうだ。
トム・クルーズが宇宙ロケに挑む野心作、製作費は2億ドル規模に ユニバーサルが獲得
https://eiga.com/news/20200804/6/