16歳少年が「運転した」と群馬県警に説明 26日発生のみなかみ・三国トンネル内事故 5人重軽傷
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みなかみ町の国道17号三国トンネル内で7月26日に発生し、5人が重軽傷を負った車3台が絡む事故で、対向車線の車に衝突した軽乗用車について、自称建設作業員の少年(16)=さいたま市=が運転していたと群馬県警に説明していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。
少年は普通免許を取得できる年齢(18歳)に達しておらず、県警は自動車運転処罰法違反(無免許過失致傷)の疑いで、慎重に裏付け捜査を進めている。
◎対向車と衝突後に後続の車が追突
事故で前方が激しく壊れた車=26日午前11時10分ごろ、みなかみ町永井の三国トンネル(7月27日付より)
事故は26日午前7時10分ごろ発生した。この少年と埼玉県本庄市の少年(18)、同県深谷市の少年(18)の3人が乗った軽乗用車が対向車と衝突。その後、この対向車に後続車が追突した。軽乗用車に乗っていた少年3人と、対向車の男性会社員(57)、後続車に同乗していた男性(22)の計5人がけがをした。
捜査関係者によると、さいたま市の少年は事故後に県警の捜査に対し、自身が運転していて事故を起こした旨の話をしている。軽乗用車は本庄市の少年名義だという。
県警は周辺の防犯カメラの映像分析や関係者に事情を聴くなどして、捜査を進めている。