2020年7月26日、韓国・KBSは「アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査船はなぜ日本のロケットを選択したのか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、「UAEが20日に火星探査船『アマル』の打ち上げに成功した際、韓国航空宇宙研究院(KARI)は祝賀メッセージを送るとともに、月や火星探査に向けた協力を提案した」とし、
「韓国とUAEは特別戦略的パートナーの関係にあり、原子力発電や軍事分野、農業技術部門などで協力しているため、こうした提案をすることはごく当然のことだ」と説明。その上で「それなのになぜUAEはアマルの打ち上げに日本のロケットを選択したのか」と疑問を投げかけている。

アラブ圏初の火星探査船であるアマルは、三菱重工業のH2Aロケットで種子島の宇宙センターから打ち上げられた。記事は「UAEが日本のロケットを使用したのは技術的な面と経済的な面を考慮した選択に過ぎないとはいえ、韓国が日本のロケットを選択したUAEに宇宙探査協力を提案したのは理解しがたい」と指摘。

7月28日 7時20分
https://www.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=823766&;ph=0&d=0058