男女で違う「慣れと甘え」の特徴とは?慣れ・甘えの境界線を見極める方法も解説

付き合いが長くなってくると、お互いの生活リズムがわかってきます。
相手が自分のクセや特性を理解して、いろいろ配慮してくれるとうれしいで
しょう。一方で「これくらいやってくれるよね」という押しつけをされると
イラっとすることも。

このように「慣れ」と「甘え」とは、仲が深まれば深まるほど境が曖昧になり、
混同しがち。今回は、両者の境界線を見極める方法を解説していきます。

■男女で違う「慣れ」と「甘え」の特徴
この「慣れ」と「甘え」は、男女で特徴が異なります。それぞれ、
解説していきましょう。

◎女性の場合
一般的に、女性は男性より社交的です。そして顔の表情や声音から、微妙な
心の機微を読みとる能力に長けています。これはムラ社会の名残で、コミュニ
ティの中で「和」を築くために磨かれた技術です。

特に好きな相手であれば、なおさら「彼は今こういう状態だから、たぶんこう
してほしいだろうな」といった「先読み」ができます。そのため、付き合いが
慣れてきた頃、相手が言葉にしなくても何を求めているのか汲み取れるのです。

自分が「気持ちの汲み取り」ができるからこそ生まれる「甘え」が、「言わな
くてもわかるでしょ?」という期待になります。

◎男性の場合
男性の多くは、付き合っている女性に対しては、強い「所有欲」を感じます。
自分だけのものにしたい、他のオスに取られたくない、と考えるからです。
この「所有欲」は、関係が慣れるほどに「守護欲」へと変わります。付き
合っている女性を、伴侶を、子どもを、自分が守らないといけない、という
使命感を持つんですね。

自分のパートナーに対して「守護欲」があるわりに、男性はキャバクラに
行ったり、風俗に通ったりして、女性の機嫌を損ねるような行動をしますよね。
その根っこにあるものこそ男性特有の「甘え」で、「女性は最後には許して
くれる」という都合のいい期待があるのです。

自分のことを好きなら、どんな自分でも許してくれる。そんな過信から、女性
が嫌がるとわかっていても「まあいっか」と思って自分の欲望を優先させて
しまうのです。

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