ドイツでおにぎりの人気が徐々に広がっている。

見た目は日本のコンビニエンスストアに並ぶプラスチック包装された商品とほぼ同じ。大手スーパーも販売を始め、手軽な食事として浸透しつつある。

フランクフルトなど独国内3カ所でおにぎり店を営むベンヤミン・アルバグダディさん(38)の主要顧客は若者やベジタリアン(菜食主義者)だ。
1個2.5ユーロ(約300円)で、さけやツナマヨといった「定番」の具だけでなく、アボカド、ピーナツなどもそろえる。

アルバグダディさんは出張先の日本で食べたおにぎりを気に入り、2017年に販売を開始した。
日本風のおにぎり作りを目指して福岡県の工場を視察、山形県産米や瀬戸内産ののりを使うこだわりぶりだ。
女性常連客は「30〜40年前に初めて食べて以来、おにぎりが大好き。週に数度は訪れる」と語った。

アルバグダディさんは「日本のサンドイッチだと宣伝している」と話す。納入先だった大学が新型コロナウイルス流行で休校となったのは打撃だったが、年内に店舗を増やす方針だ。

独スーパー大手レーベもおにぎりの販売を昨年始め、約1400店舗で扱う。酢飯を使う「変わり種」も並ぶが、売れ行きは好調という。 

2020/7/25
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020072500229&;g=int

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