え、この言葉通じないんですか!?―― そんな体験談を日本各地の方から伺う読者募集企画「マジで方言じゃないと思ってた」。
今回は三重県出身の方から「ささって」のお話を伺いました。

高校の先生「あさって以降の予定は、地域差があるから日付で必ず確認しろ」

 生まれてから大学入学まで三重県民でした。高校2年生のとき、広島県出身の先生が
「お前たちが大学に行く前に大事なことを教えてやる。『ささって』は方言なので、他の地域では一切通じない」と黒板に図を書いて説明してくれました。

 「ささって」は学校の連絡などでも普通に使われていて、一切疑問を感じていませんでしたね。

https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/2007/17/l_ms3165_200717hogen01.jpg
※共通語では「あす」「あさって」「しあさって」と並ぶが、「あさって」の次に「ささって」が挟まる。それによって「しあさって」の日付も変わっている


―― 「しあさっての13時集合」の捉え方が違うと大変ですからね。集合時間を24時間、間違えてしまうかも。

 先生は「あさって以降の予定は、地域差があるから日付で必ず確認しろ」とおっしゃっていました。
大学進学後は県外に住むようになりましたが、私はそもそも「ささって」を使わなかったので通じなかった経験はないですね。




【マジで方言じゃないと思ってた】先生から「大学に行く前に大事なことを」と教わった方言「ささって」(by 三重県出身者)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2007/17/news128.html