「密になって接客するのでいつ感染してもおかしくない」。大阪・ミナミの
ホストクラブで働く男性(28)は、そう話す。店では、従業員がうがいや
手洗いを頻繁に行い、店内の消毒もしている。だが、接客時にマスクを着ける
ことはなく、客の隣に座ってカラオケでデュエットすることも多く、感染が
拡大しやすい状況にある。

別のホストクラブの男性(21)は「人生を楽しみたいし、お金も稼ぎたい。
感染を必要以上に怖がっても仕方がない」と言う。店内では大音量で音楽が
流れているため、大声で話さないと会話ができないという。

感染拡大予防ガイドライン(指針)を守る店に発行される「感染防止宣言ステ
ッカー」を貼りだす店も目立つが、実際は守られていないケースもある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a9b2ee73c8bc83a3b05f708b471029c052697f7