料理配達サービス「ウーバーイーツ」の配達員でつくる労働組合は21日、東京都内で記者会見し、配達員の事故の実態調査を発表した。調査では事故に遭った配達員の
2割が運営側が設けた傷害見舞金制度の補償対象外だったことや、制度の利用希望から申請手続きまで1カ月近くかかった事例も明らかになり、配達員への補償の
問題点が浮き彫りになった。会見には、配達員と事故に遭った歩行者も同席し、「事故時のサポート体制がまったく機能していない」と、運営会社に改善を求めた。
【山口朋辰/統合デジタル取材センター】
https://mainichi.jp/articles/20200721/k00/00m/040/307000c