岩手県警釜石署は14日、10代の女性を抵抗できないようにして性的暴行をしたとして、釜石市中妻町の会社員、
千葉淳容疑者(79)を強制性交等容疑で逮捕した。「やっていない」と容疑を否認しているという。
千葉容疑者は東日本大震災当時、同市で民生委員を務めており、発生直後から遺体安置所で身元の確認作業に
携わっていた。2013年に公開された映画「遺体 明日への十日間」の主人公のモデルになり、西田敏行さんが演じた。
逮捕容疑は2019年12月5日ごろ、釜石市内の山林に止めた車の中で、県内の10代女性を車内から出られないようにして、
性的暴行を加えたとしている。女性の関係者が同署に被害届を提出し、捜査を進めていた。【日向米華】
https://mainichi.jp/articles/20200715/k00/00m/040/025000c