2020年6月30日
「Go Toキャンペーン」遅れ「需要喚起つながらず」野党側批判
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200630/k10012489591000.html
観光などの消費を喚起するため、政府が実施する「Go Toキャンペーン」の、実施時期が当初の予定から遅れることについて、野党側の会合では、夏休みの需要の喚起につながらないとして、批判が相次ぎました。
「Go Toキャンペーン」をめぐっては、運営事務の委託費が高すぎると批判が出たことなどから、政府は委託先を決める公募の手続きをやり直し、事業の開始が、当初の来月下旬から8月に遅れる見通しです。
これについて、30日野党側が行ったヒアリングで、出席した議員からは「7月に予約した場合も事業の対象にしなければ、観光需要を喚起することにはつながらない」などと、事業の遅れを批判する意見が相次ぎました。



2020年7月14日
Go Toキャンペーン「期待される効果は出ない」立民 枝野代表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200714/k10012515671000.html
今月22日から始まる政府の「Go Toキャンペーン」について、立憲民主党の枝野代表は新型コロナウイルスの今の感染状況の中で実施しても、期待される効果は出ないと指摘しました。
立憲民主党の枝野代表は党の役員会で、今月22日から始まる政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、「観光産業の苦境にはしっかり対応しないといけないが、今の感染状況で実施しても期待される効果は出ないだろう」と述べました。
そのうえで感染拡大の防止に向けて、「PCR検査の拡充や、補償とセットにした休業要請など、政府や東京都の明確な方針が示されていないのは大変残念でメリハリのついた対応を強く求めたい」と述べました。

野党「あまりにも早すぎる」
政府の「Go Toキャンペーン」について、野党側が観光庁に行ったヒアリングでは、出席した議員から、「東京都で新規の感染者が相次いでおり、全国に感染を拡大させることにつながるのではないか」などという懸念が相次ぎました。
また今月22日からの実施時期についても、「あまりにも早すぎる」として、感染状況を見極めたうえで改めて判断するよう求める意見が出されました。