東南アジアなどに生息する渡り鳥「レンカク」1羽が茨城町の涸沼付近に飛来し、いこいの村涸沼インフォメーションプラザ(鉾田市箕輪)の清水道雄さん(72)が写真に収めた。日本で確認されるのは非常に珍しく、同プラザなどによると涸沼で確認されるのは1970年1月以来、約50年ぶり。
7日に知人から目撃情報を受けた清水さんは、8日午後に茨城町内の涸沼付近の水田でレンカクを確認、撮影した。9日には姿が見えなくなっていたという。
レンカクはチドリ目レンカク科。
足と尾羽が長く、首の後ろの黄色い模様が特徴。湿地の浮草にいる昆虫や、水中のカエルや小魚を好んで食べる。
清水さんは「近づくと飛んでいってしまうので、離れた所から車から降りず撮った。めったに見ることができないので驚いた」と話した。
清水さんが撮影した写真は、涸沼で見られる野鳥や昆虫などを紹介する同プラザで公開している。
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