名古屋市最大規模の風俗グループの店舗が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う愛知県の休業協力金をだまし取ろうとしたとされる事件で、県警捜査4課は13日、
名古屋市東区泉、会社役員、伴佳典容疑者(39)ら3人を詐欺容疑で追送検した。新型コロナの影響でグループの経営が悪化していたといい、
伴容疑者は「従業員の給料などに使った」と容疑を認めている。
追送検容疑は、3人が経営する同市中区錦のキャバクラ店「FABULOUS」が休業したとの虚偽申請書を市に提出し、協力金50万円をだまし取ったとしている。
捜査4課によると、4月18日〜5月6日の休業協力要請期間中、同店は少なくとも13日間営業していた。同課は風俗グループのナンバー2である伴容疑者が指示したとみている。【佐久間一輝】
https://mainichi.jp/articles/20200713/k00/00m/040/173000c