(CNN) 仏南西部バイヨンヌでバスの乗客らにマスク着用を求め、殴られて脳死状態に陥っていた運転手が死亡した。遺族とカステックス首相が明らかにした。
同国では新型コロナウイルス感染対策として、公共交通機関でのマスク着用が義務付けられている。検察によると、
バス運転手のフィリップ・モンギヨさん(59)は5日夜、マスクなしで乗車しようとした客4人に着用を求めて殴られた。
モンギヨさんは病院で脳死と診断された。仏AFP通信が娘マリーさん(18)の話として伝えたところによると、医師団と家族による同意の下、10日に生命維持装置が外された。
事件では4人の男が逮捕されている。8日には家族らの主催で抗議デモが実施され、参加者らが白い服を着て行進した。
https://www.cnn.co.jp/world/35156648.html