西村経済再生相「休業要請は専門家の意見聞き検討」新型コロナ

2020年7月10日 15時00分

東京都で新型コロナウイルスの新たな感染の確認が相次いでいることを受けて、
西村経済再生担当大臣は、接待を伴う飲食店などに対し、休業要請を行うかどうかは、専門家の意見も踏まえて検討する考えを示しました。

東京都内で、9日、新たに224人の新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、
西村経済再生担当大臣は、10日午後、東京都の小池知事と、新宿区長や専門家も交えて会談し具体的な対策を協議することにしています。

これについて、西村大臣は、閣議のあとの記者会見で、「接待を伴う飲食業での対策が肝になる。
感染リスクの高い業種なのでガイドラインの順守を徹底してもらい、PCR検査も、さらに拡充しなければならない」と述べました。

そのうえで、こうした業種に対し、休業要請を行うかどうかについては、
「ある地域だけで行うと、ほかの地域に動いてしまうとか地下に潜ってしまうなどの懸念もある。
専門家にも入ってもらって実効性の上がる対応を議論したい」と述べ、
専門家の意見も踏まえて検討する考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200710/k10012507831000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001