なぜ私はストロング缶を手放せないのか 満員電車で、子どもと公園で、毎日計4本…
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満員電車内でストロング系を飲むのが日課だった
 テレビ番組の制作会社で管理職をしている40歳の黒田士郎さん(仮名、男性)は、ここ3〜4年ほど、アルコール度数9%のストロング系を飲み続けているという。理由はアルコール度数が高いのに低価格という、ストロング系ならではのコスパの良さだ。

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写真はイメージ ©iStock.com
「普通の缶チューハイのアルコール度数は高くても6%未満ですが、ストロング系の主流は9%です。12%の商品もあります。刺激が強いうえ、350mlが100円台、500mlのロング缶でも200円前後で買えます。アルコール度数が低い缶ビールの500mlは280円ほどしますから、より早く安価に酔うにはやっぱりストロング系がいいんです」(黒田さん)

 しかも、ストロング系の多くはレモンやグレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系のさわやかな味なので非常に飲みやすい。ついつい帰宅途中にコンビニなどで手に取る人が多く、飲み続けているうちに本数が増えていく傾向があるようだ。

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 黒田さんは、外出自粛前は仕事帰りにコンビニでストロング系の350mlを買い、満員電車のなかで飲むのが日課だったという。1缶飲み終えたら、駅ナカでまた1缶買う。家に着くころにはいい感じに酔いが回り、そのまま帰宅後も飲み続けることになる。

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