日本医師会の会長選挙が行われ、中川俊男副会長が、5期目を目指した現職を破って、新しい会長に
選出されました。
日本医師会は27日、東京 文京区で代議員会を開き、任期満了に伴う会長選挙を行いました。
会長選挙には、4期8年会長を務めてきた現職の横倉義武氏(75)と、副会長の中川俊男氏(69)の2人が
立候補し、欠席した1人を除く371人の代議員による投票が行われました。
その結果、中川氏が191票、横倉氏が174票、白票が4票、無効票が2票で中川氏が新しい会長に選出されました。
中川氏は69歳。北海道の病院の理事長で、10年前から5期連続で副会長を務めています。
新型コロナウイルスへの対応が続く中、「選挙を行っている場合ではない」という指摘もありましたが、
緊急時での政策の継続性を訴える横倉氏と、長期化する体制の刷新を求める中川氏の間で
激しい選挙戦となり、副会長の中川氏が、現職の会長を破って新しい会長に選出されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200627/k10012486171000.html