不審船と銃撃戦繰り広げた巡視船「いなさ」引退
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2020062403006
https://youtu.be/dDeePOLMdqU
海の安全を守って30年、唐津海上保安部に所属していた巡視船「いなさ」が老朽化に伴い、
先週その役目を終えました。この巡視船は、約20年前、国民が驚愕したある事件の中心にいました。
「いなさも反撃を受けた」「現在該船向け発砲中」「位置とってください位置!」
2001年、日本中を驚かせた不審船事件。このとき活躍した巡視船が今月、引退しました。
今月10日。唐津海上保安部に所属する巡視船「いなさ」は引退前最後の航海に向かいました。
約30年にわたり密輸など海上犯罪の取り締まりや海難救助など海の安全を守ってきた船です。
去年4月から最後の船長を務めた松田政文さん64歳。30年間蓄積された船へのダメージは大きく、
約1年3カ月の間に100を超える故障に見舞われたといいます。
巡視船「いなさ」松田政文船長:「機関室の天井から雨漏りしたとかですね/
乗組員も愚痴の1つもやっぱり言いたいところもあるんでしょうけど、
ぐっと我慢して最後まで看取ってあげようと」
「いなさ」は当時まだ珍しかった時速65キロ以上の高速で走れる小型巡視船として作られ、
1990年に長崎海上保安部に配属されました。それから11年後、「いなさ」は
北朝鮮の工作船と命を懸けた戦いを繰り広げることになります。
2001年12月、奄美大島の南西沖で「いなさ」に加え海保の巡視船「あまみ」「きりしま」
「みずき」の4隻が“不審な船”と対峙。国内に衝撃が走ります。
(以下、ソース参照)