ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の24日午前0時29分ごろ、中米・メキシコのオアハカ州沿岸を震源とするマグニチュード7.7の大きな地震がありました。
気象庁によりますと、この地震で日本では多少の潮位の変化があるかもしれませんが、被害の心配はないということです。
多少の潮位の変化が予想される時刻は、太平洋側の早い沿岸で24日午後2時30分ごろで、1日程度は多少の潮位の変化が継続する可能性が高いと考えられるとしています。
メキシコで最大3mの津波のおそれ
一方、NOAA=アメリカ海洋大気局は、この地震でメキシコで1メートルから3メートル、南米のエクアドルで30センチから1メートルの津波が発生するおそれがあるほか、
中南米からハワイにかけての広い範囲で、30センチ未満の津波が発生するおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
メキシコ政府 状況確認進める
メキシコのメディアは、首都のメキシコシティーでも揺れを感じたと伝えています。
また、メキシコのロペスオブラドール大統領によりますと、現地とは連絡が取れない状況で、政府が状況の確認を進めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200624/k10012481501000.html