新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言下にバイクで集団暴走したなどとして、大阪府警河内署は18日、
道交法違反(共同危険行為など)容疑で、いずれも府内の16歳の高校生6人を書類送検した。
同署によると、いずれも容疑を認め、「学校が休みで、ゲームセンターやボウリング場も営業しておらず、暇でやることがなかった。
『ポリゴ(警察官との鬼ごっこ)』をしてスリルを味わいたかった」と供述しているという。
6人の書類送検容疑は、4月30日午前2時40分ごろ、同府東大阪市内の市道などで、約500メートルにわたり、
バイク5台で広がって運転したり信号無視を繰り返したりしながら集団暴走したとしている。
うち1台は交差点で乗用車にぶつかる事故を起こしたのに、そのまま逃げていた。けが人はなかった。
同署によると、騒音被害を訴える110番を受けた同署のパトカーが、同市内の駅のロータリーにいる6人を見つけたところ、集団暴走を始めた。
事故を起こしたバイクを運転していた生徒が同日午後、警察署に名乗り出て、6人の関与が浮上した。運転していた生徒は全員免許を持っていたという。
https://www.sankei.com/smp/west/news/200618/wst2006180020-s1.html