[上海 18日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は18日、中国経済のファンダメンタルズは依然として健全で、金融市場は全体として安定しているとの認識を示した。人民銀は下半期の流動性を適度に潤沢な水準に維持すると述べた。
総裁は金融フォーラムで、人民銀は今年に入り資金調達コストの低下を誘導してきたと説明した。2020年は新規人民元建て融資が20兆元近くに達し、社会融資総量は30兆元以上増えるとの見通しを示した。
また人民銀のバランスシートは36兆元(5兆0800億ドル)程度で安定していると述べた。