韓国の与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員は15日、北朝鮮の経済状況について「ジョージ・フロイドと似ていると思う」としつつ
「史上最大の制裁よりさらにプラスアルファされた制裁が現在進んでいる」と語った。

 北朝鮮の経済状況を、白人警官により窒息死した黒人ジョージ・フロイドになぞらえたのだ。

 宋議員は6・15南北共同宣言20周年に合わせ、同日のKBSラジオのインタビューで「ジョージ・フロイドは息ができなくて
『I can’t breathe』と言ったではないか」とし「ちょうど、ジョージ・フロイドが『これじゃ喉が詰まって死にそう』、
(これは)今の北朝鮮の状況、制裁というものは彼と似た状況ではないかと思う」と語った。

 さらに宋議員は「北朝鮮は(各種制裁で)油の一滴も出ない国で、この経済が耐えられるだろうか」とし
「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が平壌を訪問したときに平壌宣言もやって、白頭山案内もやって、5・1競技場で直接文在寅大統領に
マイクも渡すなど配慮したのに、何も返ってきてない状況になっているのではないかと思う」とも語った。

 宋議員は、民主党から4・27板門店宣言などの国会批准同意が必要という声が出ていることについても同意した。

http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020061680078