色覚障害がある道央の道立高校の男子生徒に対して、教諭が差別する発言をし、精神的苦痛を負わせたとして、
元生徒の男性が道に100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、札幌地裁であった。
高木勝己裁判長は「名誉を侵害する違法な発言」として、道に30万円の賠償を命じた。
表計算ソフトを使った「情報」の授業中
判決によると、教諭は2016年3月、パソコンの表計算ソフトを使った「情報」の授業中、
色覚障害の影響で課題の作製に手間取っていた当時2年の男子生徒に対し、クラスメートの面前で「字が読めないのか。おまえは色盲か」などと発言した。
生徒は色覚障害者であることを、教諭やクラスメートには伝えていなかった。
https://ariori.com/diary/2018/07/21/