大宜味村の民家に毛桃たわわ 砂糖煮や漬物などに加工も
【大宜味】梅雨のこの時期、大宜味村の民家の庭先では毛桃がたわわに実っている。
毛桃はウチナー口でキームム、ヒームムと呼ばれ昔から親しまれている。中国原産の果樹で高さは4メートルほど。梅雨の到来と共に実が付き7月半ばまで楽しめる。
実は小さく酸味があり、熟してもやや堅いのが特徴。ひと昔に比べると果実として食べる人は少なくなっているが、砂糖煮や漬物などに加工して利用されている。
果樹自体、都会では数が少なくなっているが、やんばるではどの集落にもあり梅雨の晴れ間に鳥が実をつつく。
(安里郁江通信員)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1137206.html
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