経営不振に陥っているRIZAP(ライザップ)グループが10日発表した2020年3月期連結決算は、純損益が60億円の赤字となった。
前期は194億円の赤字で、最終赤字は2年連続。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、フィットネスジムや子会社の
衣料専門店ジーンズメイトの来店客が減少したことが響いた。
コロナの影響を踏まえ、一部店舗の固定資産や在庫の評価を引き下げ、約59億円の損失を計上したことも要因となった。
売上高は前年同期比3・8%減の2029億円だった。
21年3月期の業績予想は、合理的な算出が困難として公表を見送った。
https://www.daily.co.jp/society/economics/2020/06/10/0013413168.shtml