9日の東京市場では投資家のリスクオン(選好)ムードが一服し、株高・円安の巻き戻しが進んだ。対ドルの円相場は再び1ドル=
105〜110円の狭い範囲内での動きになる気配もあるが、一部の市場参加者は別のシナリオを描き始めている。
新型コロナウイルスによる経済停滞の長期化でヒト・モノ・カネの流れが滞り、円買い需要が細る「悪い円安」がじわじわと進むとの見立てだ。
9日は対ドルの円相場が1週間ぶりの高値となる…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60168420Z00C20A6EN2000/